一区切りの中書き
健二のお話はここで一区切りです。
私は前書き、とか後書きとか、そういうものを書いたことがなかったので話をしたい時にそのタイミングで書いていきます。
今メディアでは世にも恐ろしい殺人鬼の方たちや、親として、子として家族を大切にできなかった人々がニュースとして名を広めます。
そしてそれを受け取った方達がなんとも複雑な気持ちや怒りを露わにして攻撃するんですね。
でも、どんなに誰が怒ったとしても、許さないと思ったとしても、存在するでしょう。
彼らは身近な場所で生きているんです。
夫婦やカップルはその二人にしかわからない事がある。介入するべきではない。
こんな意見をよく聞いたことがあります。
いくら彼女が周りの友達とランチ中に愚痴ばかりこぼして離れたいなぁ…なんて言っていたとしても、じゃぁ別れちゃいなよ!と言われてその通りにする人って、ほとんどいません。
心内は誰にもわからないのです。
それは、きっと彼氏もそうなのでしょうが、少なくとも、彼らの."友達"よりはお互いの事を知っています。
愚痴をこぼしている彼女も、勿論良いところも知っていますし、いつも笑って自分のパートナーのノロケ話なんてしちゃう人も、もしかすると相手の決定的な欠点を晒さずに守っているのかもしれないです。
殺人事件の容疑者が、"殺してみたかったから"
"カッとなって"と動機を語る事がありますが、本当なのでしょうか。
彼らは世間と自分の考えが、離れた場所にある事をきちんと理解していて、面倒だから話さないだけで、その中には色々な思考があったんじゃないかと私は思います。
一言添えておきますが、私が伝えたいのは、そこに確かに存在し、生きている。ということで、誰かに加担する立場でものを書いていません。
私も勿論、第三者であることに変わりはないのですが。
ちなみに、批判はあまり得意じゃないです(笑)
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